京都大学の研究者が講師をつとめる『京大生物学教室』オンラインセミナーのご案内です。
今回の生物学教室は、生物の神秘と不思議を2名の講師から2日間に渡りたっぷりとお届けする連続シリーズです。
1人目の林美里先生からは、チンパンジーとヒトの子どもの発達を比べる研究からわかる進化の視点からの心の発達について、
2人目の2020年イグノーベル賞(音響学)を受賞した西村 剛先生からは、生物にヘリウムを吸わせる実験でわかった生物の声の進化について講義いただきます。
皆様のご参加をお待ち申し上げます。
▶詳細申込はこちらから
https://kyodai-original.socialcast.jp/contents/category/seibutsu-online
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◇第1回【前編】6月4日(金)・【後編】6月25日(金) 18:00-19:30
「チンパンジー研究者、母になる:進化の視点から発達を科学する」
講師:林 美里 京都大学霊長類学・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院 分担者
中部学院大学教育学部子ども教育学科 准教授
ヒトにもっとも近いチンパンジーなどの大型類人猿を研究し、ヒトの子どもの発達と比べることで、進化の視点から心の発達を調べることができます。
飼育下と野生の双方で大型類人猿の発達を研究することで、子どもの育ちを支える親子関係や社会関係も見えてきます。
進化的基盤を知ることで、ヒトの発達や育児について見つめ直すヒントをご紹介します。
◇第2回【前編】7月1日(木)・【後編】7月22日(木) 18:00-19:30
「ヘリウムを吸ったワニとサルから見る音声コミュニケーションの進化」
講師:西村 剛 京都大学 霊長類研究所 准教授
ヘリウムガスをご存知ですか。私たちがこのガスを吸うと、ドナルドダックのような変な声になります。
その音声の変わり方をしらべると、音声をつくるしくみがわかります。サルたちがこのガスを吸うと、どうなるのでしょう。
爬虫類のワニやトリ、両生類のカエルでは、どうなるのでしょうか。ヘリウム音声実験からわかった生物の声の進化を紹介します。
注 意:内容が連続していますので、前編・後編のセットでのお申込となります。
何らかのご事情でどちらかの回をライブで視聴できなかった場合は、後日に録画配信をご覧いただけます。
受講料:各回 1,500円(税込)
全4回(一括) 5,400円(税込)
ZOOMによるオンライン ライブ配信
申込締切:各回開催日の前日
主 催:京大オリジナル株式会社
共 催:京都大学産官学連携本部
お問い合わせ:京大オリジナル株式会社 ナレッジプロモーション事業部
E-mail:kensyu@kyodai-original.co.jp
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〒606-8501
京都市左京区吉田本町
京都大学 国際科学イノベーション棟3階