生きた細胞において、ヒト細胞内在性タンパク質を特異的かつ定量的に検出することを可能にするmRNAスイッチを開発した。
細胞の状態はRNA、タンパク質やそれらの構成物質などを含むさまざまな生体分子で調整されています。タンパク質は特にゲノム発現や細胞シグナルの伝達、細胞運命の調整を担う重要な分子です。それゆえ、細胞内のタンパク質を検出して遺伝子発現をコントロールすることができれば、細胞をその状態に応じて制御することができる革新的な技術となります。これまで、細胞内で強制的に産生させた特定の外来タンパク質を検出する技術はありましたが、それらの技術を用いて生きた細胞の目印となる内在のタンパク質を検出することは困難でした。
本発明者らは、ヒト内在性タンパク質(LIN28Aなど)に特異的に結合する天然アプタマーの二次構造を改変して安定化することにより、高感度なmRNAスイッチを実現しました。本発明のmRNAスイッチは標的内在性タンパク質の発現量依存的に細胞集団を識別することができ、例えばLIN28AスイッチはiPS細胞と分化細胞とを精度よく分離することに成功した。
開発段階 | ・天然アプタマーを使用して効果済み。 |
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特許情報 |
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希望の連携 | 実施許諾契約 オプション契約 (技術検討のためのF/S) |
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